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「令和3年砺波市消防春季訓練」 3月21日・砺波市東別所 市営駐車場周辺
 
2021年4月6日 砺波市 地域・社会






.砺波市で、林野火災を想定した消防訓練が行われた。
訓練には、消防車両26台、砺波市消防団員や砺波消防署員、地元栴檀山(せんだんやま)自主防災会などあわせておよそ150人が参加。
  
砺波市東別所地内の山林で火災が発生し、付近の住宅に延焼のおそれがあるとの想定で行われた。
 
訓練では、栴檀山自主防災会が災害の影響で道路などが寸断し、住民が孤立したと上空を飛ぶヘリコプターに救助を求めるSOSメッセージを杉の木の枝葉で作った。
  
また、消火訓練では山間部の現場近くに消火に必要な水場がない状況下の中、およそ900メートル離れた和田川から消防ポンプ車14台がホースをつなぎ中継し水を送った。
  
そして、背負式(せおいしき)消火水(すい)のう「ジェットシューター」の取り扱い訓練も行われた。
  
ジェットシューターは水が入るリュックサック型の水のうで、背負いながらポンプで放出できるもので、歩きながらでも消火活動が行える。
  
訓練では消防団員が、五人一組になり、交代で水の補給と放水を繰り返した。
  
訓練後、砺波市消防団団長の瘧師(ぎゃくし)富士夫(ふじお)さんが2月に栃木県で発生した大規模な山火事をふまえ「山火事を想定した今回の訓練は意義のあるものだった。これからフェーン現象、強風による危険性が増す時期、さらに警戒を強め、地域の防火啓発活動に尽力してほしい」と気を引き締めていた。
 
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