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南砺市書道連盟展 3月26日〜28日
 
2021年4月19日 南砺市 くらし






南砺市在住の書家の作品を展示した「南砺市書道連盟展」が福野文化創造センターヘリオスで開かれた。


「南砺市書道連盟展」は、通常1年おきに開催されていますが、去年はコロナの影響で中止となったため、3年ぶりの開催となった。

会場の「福野文化創造センターヘリオス」には、古くから伝わる古典を模写した「臨書(りんしょ)」、固定概念を打ち破り、創造性豊かに表現された前衛書、篆刻(てんこく)など81点が展示された。

来場者は、百人一首や芭蕉の句を題材にした分かり易い作品や、にじみやカスレを活かし、水墨画のようにも見える前衛書など、味わい深い書道の世界を満喫していた。

また、今回の作品展では、書道の道具も展示され、墨にホコリが入らない様に、硯の前に立てて使う小さな衝立(ついたて)「硯屏(けんびょう)」や篆刻(てんこく)に使う印材なども並べられた。

紫檀(したん)や螺鈿(らでん)を使い、花や観音像など細かな細工を施した「硯屏(けんびょう)」は、中国から伝わった古いものがほとんどで、貴重な芸術品としてコレクションする人もいるなど、人気が高いという事だ。
 
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