南砺市ゆかりの板画家「棟方志功」に関する未発表資料が福光美術館で公開されている。
この展示は、福光ゆかりの板画家「棟方志功」の命日に合わせ企画されたもの。 今回公開されたのは、志功の孫で棟方志功研究家の石井頼子さんが南砺市でデータベース化を進めている資料の一部で、公開された資料の中には、だまし川の作品に彫り込まれた文章を書いた志功直筆の原稿や、作品が掲載された昭和25年の美術専門誌も並んでいる。 このほか、葉書や展覧会パンフレットなどのスクラップ帳もあり、疎開中の足跡を知る貴重なものになっている。
この展示は、10月31日まで福光美術館で行われ、年内には、今回公開された資料に関する、石井頼子さんの講演もおこなわれることになっている。
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