砺波市で消防出初式がおこなわれ、団員が防火への意識を新たにした。

会場となった砺波市文化会館の駐車場には、砺波市内消防団のポンプ車２１台が集まった。

砺波市消防団副団長で総指揮者の橘昌宏さんの合図で市内全ての消防団員による一斉放水が行われ、大空めがけて放水し今年１年の防火を誓った。

そのあと、砺波市文化会館で行われた出初の式では富山県知事表彰、砺波市長表彰が行われ、優良団体や個人に表彰状が手渡された。

砺波市消防団長の瘧師富士夫さんが「昨年の火災件数は８件で一昨年と比べ２件の減少となりました。これからも地域に密着した活動を展開し災害の未然防止に全力を尽くしていきたい」と式辞を述べた。

最後に夏野修砺波市長が「消防団の皆さんには市民の安全を守る最前線として信頼と期待が寄せられているので今後もその期待に応えられるよう市民の生命、財産を守ってほしい」とあいさつした。