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第36回北日本書道展 2月12日
 
2022年2月28日 すべて スポーツ・文化






書道グループ「COSMOS書会」が主催する「北日本書道展」が、福野文化創造センターで開かれた。

COSMOS書会は、砺波市、南砺市のほか、富山市や高岡市の書道愛好家が参加するグループで、会場には、入賞作品およそ300点が展示された。

作品は2文字、4文字、6文字を書いたものや、掛け軸サイズの紙に、楷書や行書、草書などの書体で書かれた作品で、はねや止め、はらいを、大胆な筆遣いで力強く表現したものなど多彩。

また、「漢字って面白い」をテーマした「漢字の広場」コーナーでは、小学生が「古代文字」のお手本を、思い思いにアレンジした作品が展示され、親子連れらが自分の作品や友達の作品を探す姿も見られた。

このほか、石碑など大きな石に刻まれた文字や模様を、紙に写しとった「拓本」を展示する特別企画「隷書の拓本」コーナーももうけられ、紀元前の中国で使われ始めたとされる隷書を用いた貴重な作品も展示されていた。隷書は、日本のお札にも一部用いられている書体で、扁平に書かれているのが特徴。

来場者は、歴史ある貴重な拓本をじっくりと鑑賞し、奥深い書の世界を堪能していた。
 
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