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庄川挽物木地後継者研修開始 4月12日
 
2022年5月2日 砺波市 地域・社会






となみブランドに認定されている「庄川挽物木地」の後継者が、10年ぶりに誕生し、夏野砺波市長に研修開始を報告した。

研修開始報告には、庄川挽物木地の女性初の後継者、魚津市出身の高島 悠子さん、研修先である興栄産業の代表島田 昭さん、庄川木工挽物会会長齊藤 栄次さんが参加した。

この日は、研修先の島田代表が「高島さんが後継者となったことで業界全体の刺激となった。挽物を継いで、後継者を育てる存在になってほしい」と期待の言葉を述べた。

これに応え、砺波市の夏野市長は、「厳しい親方の元で、みなさんに支えてもらいながら期待に応えていってください」と激励の言葉をかけた。

庄川挽物木地は、昭和53年に国の伝統工芸品に指定されるとともに平成25年には「となみブランド」に認定されるなど、砺波市の伝統産業を象徴する工芸品。

女性初の後継者となった高島さんは、デザイナーとしての顔も合わせ持つことから、関係者からは「伝統の庄川挽物木地に新しい風を吹き込んでほしい」と期待の声が挙がっていた。
 
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