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アートの今2022 第3回公募アートハウスおやべ現代造形展受賞作家展 4月16日
 
2022年5月2日 小矢部市 スポーツ・文化






アートハウスおやべで、去年開催された「公募 アートハウスおやべ現代造形展」の受賞作家3人による個展が開かれている。

「公募 アートハウスおやべ現代造形展」は、「アートの今」をテーマに全国から出品された作品の展覧会で、2017年から2年に1度開催されている。

去年おこなわれた第3回には、過去最多の444点の応募があり、入選作34点が選ばれ、今回は、大賞に選ばれた作品と、特別賞の作品を、それぞれの個展として紹介する。

初日には、開会式に続いて3人のギャラリートークも開かれ、それぞれの作品に対する思いなどを話した。

展示室1では、阪本 結さんの描いては部分的に消したり、塗りつぶしたりを繰り返す、
幻想的な油絵12点が展示され、阪本さんは自身の作風を、スクラップアンドビルドを繰り返す、街並みの移り変わりと似ていると解説した。

展示室2では、部屋全体を作品としてとらえる空間芸術・インスタレーションが展開され、石川県在住の小林 美波さんの時代を独特な感性でとらえた「エモーターショー」が展示されている。

「エモーターショー」の「エモ」は、感情が高ぶる時などに使われる「エモい」という若者言葉からきている。

解説の途中、小林さんは大きな目が描かれた床でミニ四駆を走らせ「エモい」世の中において、ひたすら消費し続ける自分たちだと、その制作意図を語りました。

工藤 廉さんの展示は、フェルトや布を使った立体作品に加え、大学で学んだというアニメーションをモチーフとした作品。

工藤さんは、フェルトを重ねた作品について「北海道出身で、降り積もる雪を見てきたことが影響しているのかもしれない」と話していた。

アートハウスおやべ現代造形展の受賞作家展は、5月22日まで。入場は無料で休館日は水曜日。
 
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