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井波別院瑞泉寺未来継承推進委員会設立・記念講演 4月27日
 
2022年5月17日 南砺市 地域・社会






井波別院瑞泉寺を未来に残していくため「井波別院瑞泉寺未来継承推進委員会」がこのたび設立された。

瑞泉寺には県指定有形文化財の山門と市指定有形文化財の本堂や太子堂など18棟と大楼壁があるが、これらの文化財を国や県指定文化財の格上げを目指そうと今回「井波別院瑞泉寺未来継承推進委員会」が設立された。

設立総会では井波別院瑞泉寺 輪番の常本 哲生さんが「コロナ禍という大変な状況ですが、これから皆さんで苦悩を乗り越え未来に渡していただきたい」とあいさつした。

役員の選任で井波別院瑞泉寺 責任役員の島田 勝由さんが会長に就いた。

委員会では今年度、本堂と太子堂、山門以外の全建造物の調査報告書を作成し、県教育委員会、南砺市所轄官庁と県指定文化財昇格にむけた協議を行う。

この日おこなわれた記念講演会では建築装飾技術史研究所の所長窪寺 茂さんが「江戸期そして近代―瑞泉寺境内建造物の特質と総合的位置付けー」と題して講演。本堂と太子堂、山門の木彫刻の様式の違いを紹介し参加者たちに瑞泉寺の重要性を伝えた。
 
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