盛大に開催されていた「となみチューリップフェア」では会期中、さまざまな特別イベントがおこなわれた。

５月１日には、砺波市出身の人気動画クリエーター「はじめしゃちょー」さんのステージショーが開かれた。

このイベントは、フェア７０周年を記念した去年、開催する予定でしたが、新型コロナウイルスの影響で中止になっていたことから、今年「リベンジ開催」となった。

会場の砺波市文化会館には、抽選で選ばれたおよそ１，０００人が訪れ熱いまなざしを送っていた。

ステージでは、「はじめしゃちょー」さんが砺波市での思い出やこれまでの人生の歩みなどを当時の写真と共に紹介。

子どもの頃にチューリップフェアを訪れたときのことなど、当時を懐かしそうに振り返っていた。

フェア最終日の５日には、今年新しくなった「チューリップステージ」で大阪桐蔭高校吹奏楽部の演奏会が開かれた。

大阪桐蔭高校吹奏楽部は、２００５年に創設されて以来、数々のコンクールで受賞歴がある国内トップクラスの名門。

この日は、部員１７３人が「ディズニープリンセスメドレー」やＮＨＫ大河ドラマ「鎌倉殿の１３人」のテーマ曲などを演奏。

息の合った美しいハーモニーに、会場を訪れたおよそ５０００人の聴衆が魅了されていた。

華やかなフィナーレとなった２０２２となみチューリップフェアには、前回の９０．５％増の２８２,０００人が訪れた。