南砺市井口地域にある小中一貫校「南砺つばき学舎」の子どもたちがツバキの取り木作業を体験した。
南砺つばき学舎では、井口地域の花として親しまれているツバキに理解を深めようと、地域の人から学ぶ「ツバキ学習」を開いている。
この日は、中等部の7、8年生の生徒22人がいのくち椿館の大西 毅彦館長や職員からツバキの「取り木」方法について教わった。
「取り木」は、枝の皮をめくって根を生やしたあとに、その枝を切って植えるもので、種や挿し木で育てるよりも早く花を咲かせることができる。
生徒らは、大西館長に直射日光があたらない枝を選ぶことやできるだけ傷つけずに丁寧に皮をめくることなどポイントを教わりながら慣れない作業に、恐る恐るチャレンジしていた。
このあと、生徒らは10月頃に枝を切り、鉢に植えて育てることにしている。
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