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第60回小矢部市美術展 6月19日
 
2022年7月4日 小矢部市 スポーツ・文化






6月19日から27日まで小矢部市美術展が開かれ、94の作品が展示された。

「絵画」「彫刻(立体)・工芸」「書」「写真」の4部門で、市民から作品を募る、この「小矢部市美術展」は、小矢部市制施行と共に歴史を刻み、今回で60回を迎えた。

開会式のあと展示室で、入賞した27作品の表彰式が行われた。

このうち、写真部門で市展大賞に選ばれたのは松本 彦次さんの「アフロディテの滝」で、宮島峡の二ノ滝と新緑をうまく組み合わせ、光と影を巧みにとらえてあった。

また、市展賞は3部門から1点ずつ選ばれ、「絵画の部」では、人々の表情を生き生きと描いた「津沢夜高祭」。「彫刻(立体)・工芸の部」では、存在感が目をひく「海胆壺」。「書の部」では、バランスの良い配置が評価された「究竟涅槃是大神呪」が選ばれた。

作家に出品を依頼した委嘱作の中からは書1点が選ばれ、H・S賞として、表彰状が贈られた。

また、将来性豊かな10代の出品者に贈られる「エスポワール賞」には高校生2人の書の作品が選ばれ、代表して三木 優佳さんが表彰状を受け取った。

式では、最後に、審査委員長をつとめた中川 加代子さんが総評し「コロナの影響を受ける生活の中にあっても、創作活動を行おうという前向きな意欲が一つ一つの作品から感じ取れた」と話した。

第60回小矢部市美術展の出品は前回から7点増えて92点。一般の出品は58点、委嘱作品は34点で、来場者はひとつひとつの作品をじっくりと鑑賞していた。
 
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