トップ > ニュース >まちのニュース >福光美術館驚きの収蔵品展「えっ、これが棟方?これが光瑶」 6月29日

まちのニュース

福光美術館驚きの収蔵品展「えっ、これが棟方?これが光瑶」 6月29日
 
2022年7月11日 南砺市 スポーツ・文化






南砺市ゆかりの版画家、棟方 志功と日本画家の石崎 光瑶のあまり知られていない作品に焦点をあてた展覧会、「驚きの収蔵品展 『えっ、これが棟方?これが光瑶』が福光美術館で7月25日まで開かれている。

この展覧会は、南砺市立福光美術館が収蔵する、南砺市ゆかりの版画家・棟方 志功と、花鳥画家・石崎 光瑶、二人の作家の、あっと驚く異色作や、あまり知られていない作品を中心に展示したもので棟方が、西洋の貴婦人をモチーフに制作した最初の版画作品集や、洋画の数々と、花鳥画家として知られる、日本画家の石崎 光瑶の人物画や歴史画などが並べられている。 

展示されている作品のひとつ、棟方 志功・版画作品集「星座の花嫁」は、棟方の最初の版画作品集で、モチーフは西洋の貴婦人。

棟方は版画を『日本から生まれ来ている仕事』として版画家を志していましたが、その出発点が、西洋的な作品であったことはとても面白いところ。

また、石崎 光瑶の『名妓地獄太夫』は花鳥画家として有名な石崎 光瑶が人物を描いたもので、珍しく、貴重な作品のひとつ。

花魁の衣装に、地獄絵が描かれているにも関わらず、太夫の品位が感じられる作品。

このほかにも、会場には、福光美術館の収蔵品で、これまで、紹介する回数が少ない作品や、今回、新たに収蔵された作品も展示されている。

「棟方 志功と石崎 光瑶」、ふたりの作家の多面性と、試行錯誤の画業を伝える展覧会は、福光美術館で7月25日(月)まで開かれている。
 
Copyright (c) Tonami Satellite Television Network All rights reserved.