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空する、時する 横山丈樹展 8月20日
 
2022年9月6日 南砺市 スポーツ・文化






南砺市在住の彫刻家・横山丈樹さんの個展「空する、時する 横山丈樹展」が福光美術館で開かれている。

初日におこなわれた開会式では、横山さんが「このような立派な会場で展覧会を開くことができ、多くの方々に感謝したい。展覧会場全体を作品にするつもりで会場作りに挑んだ」と挨拶。

横山さんや田中南砺市長らがテープカットをして、開幕を祝った。

会場へ続く廊下に飾られた「神代杉」は、横山さんの祖父で、日展評議員などを歴任した初代・横山 一夢さんが好んで使用した素材で、横山さんもそこに古代のロマンを感じ、自身の世界観を表現するために多く使用している。

横山丈樹さんは、金沢美術工芸大学と富山大学大学院で彫刻を学び、1995年に日展で初入選、その後も、県展や日彫展などで入賞を重ねてきた。

今回が南砺市で初の個展で、新作の「刻跡」をはじめとした彫刻作品20点が並んでいる。

会場には、改組新日展で特選に輝いた「対の月」なども展示され、繊維強化プラスチック・FRPやブロンズ、神代杉、枕木など様々な素材を使い、見る人に悠久の時の流れを感じさせる。

「空する、時する 横山丈樹展」は10月17日まで福光美術館で開催されている。観覧料は一般が700円、高校・大学生が210円、中学生以下は無料。
 
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