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おやべ*みんなのアート展2023 年長児ワークショップ「めでたい屏風」 8月24日
 
2022年9月6日 小矢部市 スポーツ・文化






市内の園児およそ170人が創作に打ち込み、ひとつの大きな作品を作り上げる「おやべ*みんなのアート展2023 年長児ワークショップ」が行われた。

このワークショップは8月21日から4日間、市内8つの保育施設の園児が参加して行われた。

子どもたちは、市内在住の臨床美術士・前田 昌子さんの指導のもと、「めでたい」をテーマに横幅90センチの紙パネルを8枚並べる屏風の制作に取り組んだ。

最終日の24日には、大谷こども園の園児38人が参加。スライドで七五三や入学式など、人生における「めでたい」場面の画像を見てイメージをふくらませたあと、早速制作に取り掛かった。

描き方はユニークで、最初にアトランダムに描いた赤い点の間を縫うように線を引き、裸足になって、大きな刷毛をパネルの上で走らせた。

子どもの感性を生かすセラピーのひとつ、臨床美術には「違うと言わない」「手伝わない」「急がせない」などのルールがあり、一人ひとりの思いのまま、リレー形式で個性をつなぎ、一つの作品を作り上げていた。

続いて、オイルパステルを使って線の描き方の種類や色を増やし、カラフルに仕上げ、最後にアクセントとして金色をたっぷりと染み込ませた筆で、「めでたい屏風」に仕上げていった。

製作を始めておよそ1時間後、屏風が完成した。

仕上がった屏風をみんなで運び、スポットライトを当てて鑑賞です。ダイナミックで躍動感のある「めでたい」作品に仕上がった。

出来上がった園児の作品は、来年1月にアートハウスおやべで開かれる「おやべ*みんなのアート展」で展示される予定。
 
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