道の駅メルヘンおやべで、手作り紙芝居の上演が行われ、買い物客らが足を止めて小矢部の民話を楽しんだ。
「道の駅メルヘンおやべ」では、県内産の農産物や市内の特産品を販売するほか、巨大かぼちゃの重量当てや刑務所作業製品の展示会など、年間を通して様々なイベントを開催している。
そのうち、毎月第1日曜日には紙芝居を上演しており、この日は上演に先立ち和太鼓の演奏が行われた。
演奏するのは結成15年の市内の和太鼓グループ「笑美」で、「小矢部を盛り上げたい」という思いで、今回、紙芝居グループと初めてコラボし、勇壮な演奏を披露した。
太鼓の演奏のあと、紙芝居が上演された。
紙芝居を上演したのは「さくらグループ」で、メンバーは小矢部市生涯学習講座「手作り紙芝居講座」の受講生で構成され、地元の民話や歴史などをテーマにこれまで15の作品を制作した。
今回は大沼 康子さんが、大型絵本の読み聞かせと、女性と大きな池をとりあげた、地元に伝わる伝説を題材にした紙芝居を上演した。
来場者にはソフトクリームがサービスされ、子どもたちは味わいながら民話の世界に入り込んでいた。
読み終わった後、大沼さんは道の駅で販売している、民話にゆかりのあるアイスクリームを紹介。「小矢部を元気にしたい」という2つのグループは、来月開催の「道の駅14周年祭」でも出演する予定。
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