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おやべメルヘンガイドと行く「まだ見ぬ小矢部再発見ツアー」 9月5日
 
2022年9月20日 小矢部市 地域・社会






観光ボランティア「おやべメルヘンガイド」の案内で街歩きをする「まだ見ぬ小矢部再発見ツアー」がおこなわれ、参加者が若林地区をめぐった。

今年度3回目のツアーには、41人が参加した。

今回は「瑞穂の郷 若林」と題し、砺波平野の穀倉地帯、刈り取り間近の稲穂が実る若林地区2.5キロを歩いてめぐった。

当日は集合場所の「小矢部園芸高校」近くから、稲葉山を遠くにのぞみながら、金屋本江に向かい「瑞穂の郷」を支える治水施設を見学した。

この場所にある「四ヶ村用水調整池」は、水島、下後亟、西中、金屋本江の4つの地区の用水を調節する人工池。

参加者はおやべメルヘンガイドの説明を聞いて、熱心にメモをとりながら、度重なる氾濫を受けた先人の苦労に思いをはせた。

また若林公民館前では、公民館長の松田 昭治さんが解説し、昭和59年に周辺の圃場整備が完了した際に設置された石碑と歌碑を紹介した。

そして、当時除幕式に出席し、詩吟を披露した岡田好子さんが同じ節をうたった。

この地区のにあった「若林小学校」は昭和32年に閉校しましたが、秋祭りで奉納していた獅子舞は、いまも受け継がれており、地元住民が18.5キロの大きな獅子頭を紹介した。

西中地区の獅子舞は、江戸時代に頻繁に発生した庄川の氾濫をしずめるために始まり、いまも秋祭りで奉納されている。

この日は秋祭りの予定でしたが、感染症拡大のために中止となり、参加者は、県内でも有数の大きさを誇る獅子頭を見て、「瑞穂の郷」の知識を深めていた。
 
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