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宮めぐりの神事 9月11日
 
2022年9月20日 小矢部市 地域・社会






小矢部市を代表する伝統行事「宮めぐりの神事」が行われた。

埴生護国八幡宮の「宮めぐりの神事」は、平安時代の「源平倶利伽羅合戦」の際にここで先勝祈願をし、平家の大軍を打ち破った木曽義仲が、お礼参りに訪れた様子を再現したもので、市の無形民俗文化財、とやまの祭り百選に選ばれている。

去年は、コロナ禍のため、内容を縮小し、宮めぐりの際に奏でる音曲の奉奏のみがおこなわれたが、今年は、拝殿のまわりをまわる神事が3年ぶりに復活し、参加者が社殿の縁側をゆっくり歩いた。

隊列は、氏子の長老として、70代の2人が先導する。続くのは、手に宝物を携えた石動小学校2年生の柴田 悠世さん。そして、義仲太鼓保存会のメンバーによる笛や太鼓に合わせて、20代から40代までの埴生青年団員5人が扮する若武者が連なる。

最後は、若武者が勝鬨をあげながら勇ましく本殿に駆け込み、神事を締めくくった。

例年は、拝殿の半周の往復を1回と数えて7回半まわりますが、コロナ禍が続く今回は、3回半に短縮された。
 
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