「クロスランドおやべ」小矢部市民健康フォーラムが開かれ、市民が健康への理解を深めた。

このフォーラムは、市民の健康増進に役立ててもらおうと、北陸中央病院が開いているもので、コロナ禍の影響で２年ぶりの開催となった。

フォーラムでは最初に、砺波厚生センター小矢部支所長の堀田 和さんが市内の健康診断の受診状況について報告し、「新型コロナの影響で受診控えの傾向があるが、病気は早期発見が大切なので健康診断を受けてほしい」と来場者に呼びかけた。

続いて、北陸中央病院泌尿器科部長の池田 大助さんが「オシッコのトラブル」と題して、前立腺肥大症の治療方法や夜間頻尿の対策などについて講演した。

最後に金沢大学医薬保健研究域医学系教授の稲木 紀幸さんが「胃腸疾患に対する外科的治療最前線」と題してピロリ菌を除去することの大切さや、最先端のロボット手術について話し、市民が真剣な表情で聞き入っていた。

会場に集まったおよそ２５０人の市民は、それぞれの講演にじっくりと聞き入り、健康について理解を深めていた。