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新嘗祭献穀斎穂抜穂祭 9月23日
 
2022年10月11日 小矢部市 地域・社会






11月23日に行われる宮中行事「新嘗祭」に献上されるお米の収穫が市内の圃場で行われた。

これは「新嘗祭献穀斎圃抜穂祭」と呼ばれるもので、小矢部市内で栽培したお米が献上されるのは2011年以来、11年ぶり。

奉耕者は、小矢部市農業委員会会長の宇川 傅治さんで、1アールの圃場で、5月に植えたコシヒカリを9月23日に刈り取りする「抜穂祭」にのぞみんだ。

この日はまず、胡麻島神明社の埴生 雅章宮司が「斎圃」のお祓いをしたあと、稲を刈り取る「刈女」が圃場に並んだ。

今年の「刈女」は、宇川さんの孫の碧泉さんを含む、高校生4人と、津沢小学校5年の水野 実來さんのあわせて5人。

5人は、真新しい「カマ」を使い、丁寧に稲を刈り取った。

当日は、台風が近づき、小雨が降る天候でしたが、県や市、農業関係者などたくさんの人が見守るなか、おごそかに儀式が執り行われた。

刈り取られた献穀米は、今月下旬、精米された一升が宮中に献納され、来月23日に新嘗祭を迎える。
 
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