小矢部市の礎を築いた阿曽 三右衛門翁と前田 利秀公の感謝祭が行われ、参列者が郷土の発展に尽くした先人に感謝した。
阿曽 三右衛門は江戸時代初期、小矢部川の水運によって、津沢を物流拠点にした人物で、当時は多くの蔵が建ち並んでいた。
感謝祭は、墓所がある津沢の阿曽緑地公園で行われ、市の関係者や地域住民20人が参列した。
読経のあと、桜井市長が祭文を読み上げ、先人の功績をたたえた。
続いて、参列者が焼香し、先人の遺徳をしのんでいた。
また、午後からは石動の町建てをした前田 利秀公の感謝祭が、菩提寺である本行寺でおこなわれ、はじめに石動西部こども園の園児4人が献灯と献花を行い、手を合わせた。
地元住民など参列者は、静かに手を合わせながら、石動の発展の礎を築いた先人に思いをはせていた。
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