南砺福野高校の巖浄閣で企画展が開催された。

この企画展は、南砺福野高校の旧校舎である「巖浄閣」を、多くの人に伝統に触れてもらいたいと、平成８年から開かれている。

２４回目を迎えた今回は「スキヤキ・ミーツ・ザ・ワールド〜３２年の歩み」をテーマに開催され、「スキヤキ巨大人形」や「歴代のポスター」「スキヤキＴシャツ」などが展示された。

スキヤキ・ミーツ・ザ・ワールドは坂本九の世界的ヒットソング「上を向いて歩こう」別名「スキヤキソング」にあやかって世界に日本の文化や情報を発信しようと１９９１年に旧福野町で始まったワールドミュージックのフェスティバル。

お馴染みの「スティールドラム」や韓国の太鼓「チャンゴ」などの体験コーナーも設けられ、来場者は様々な国の楽器の音色を楽しんでいた。

最終日の９日にはスキヤキ・ミーツ・ザ・ワールド実行委員会 実行委員長の布袋 泰博さんが「スキヤキのこれから」と題して講演し、布袋さんは、今後、スキヤキパレードの拡大や福野だけでなく南砺市全体を巻き込んで盛り上げていきたいと話していた。