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南砺市歯科保健講演会 10月20日
 
2022年10月31日 南砺市 地域・社会






南砺市井波総合文化センターで「南砺市歯科保健講演会」が開かれた。

この講演会は、南砺市歯科保健推進協議会が市民の歯と口腔の健康づくりのために平成23年から行っている。

今回は「生涯を通してフッ化物による虫歯予防〜コロナ禍で学んだ実践」と題して講演が行われ、南砺市歯科医師会公衆衛生担当理事の山本 武夫さんが、子どもの虫歯予防のために2001年より県西部の小中学校にフッ素で口を洗う運動を普及させたこと、そしてコロナ禍でのフッ化物洗口のやりかたなどを紹介した。

特別講演ではNPO法人日本フッ化物むし歯予防協会 会長の荒川 浩久さんが「小児から高齢者までの応用法」と題して講演。

荒川さんは一生涯、フッ化物の応用は必要だと話した上で現在、ほとんどの歯磨き粉にはフッ化物が入っていることやエビや海藻、天然の塩など自然の中にも栄養素として含まれることを紹介した。

またフッ化物を応用して歯の健康が保たれれば運動能力や記憶力の向上、咀嚼の刺激により食べ過ぎにならないため肥満の防止、そしてがん予防にもなり歯から全身の健康につながると参加者に呼び掛けていた。
 
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