静岡県熱海市のＭＯＡ美術館が主催する「ＭＯＡ美術館小矢部児童作品展」が開かれ、市内の児童が描いた作品が展示された。

この作品展に応募された作品は、去年より５６点多い１９６点で、夏休みの課題として、印象的な出来事を思い思いに表現されている。

作品展では、特別賞６点、金賞５点などが選ばれ、初日の１５日に表彰式が行われた。

最優秀賞の小矢部市長賞に選ばれたのは、蟹谷小学校５年の田中 漣さんの作品「奥の永久歯が生えたよ」。一所懸命に奥歯を見ようとする、鏡に映った自分を描いた着眼点が高く評価された。

また、小矢部市議会議長賞には、たくさんの獅子を独創的に配置した「獅子舞大国」、市教育委員会教育長賞には、「家族できゅうりをしゅうかく」が選ばれた。

今回、市長賞に選ばれた作品は、１１月中旬にＭＯＡ美術館で行われる全国審査会に出展される。

また、市内の児童の優秀作品は１１月２５日まで、北陸中央病院で展示されている。