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源氏物語手鑑展 講演会 10月15日
 
2022年11月7日 砺波市 地域・社会






砺波市美術館で開かれた「源氏物語手鑑展」に合わせて東京藝術大学から講師を招いた講演会が行われた。

「源氏物語手鑑展」の関連イベントして行われた講演会には市内外からおよそ50人の参加者が訪れた。

講師は日本画家で東京藝術大学美術学部准教授の島 圭史さんで、源氏物語の絵の魅力について語った。

国宝の源氏物語絵巻は現在、愛知県の徳川美術館に所蔵されており、1000年以上前に制作された国内最古の物語絵巻で、島さんは源氏物語絵巻の研究や模写制作に携わった。

島さんは絵巻の中の屏風や壁などに描かれている絵のことを「画中画」と呼ぶことを参加者に伝えた上で絵の中に描かれている絵をみていると当時の生活文化や季節がわかってくると話した。

参加者たちは平安時代の生活に思いを馳せながら島さんの話に耳を傾けていた。
 
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