南砺市の高校生プロジェクト「ボクなん」が開設を進めている「（仮称）ボクなんハウス」で、テナント募集に関するミーティングが行われた。

南砺市の高校生プロジェクト「ボクなん」メンバーは、福野にある空き家「旧前川邸」の一部スペースを「ボクなんハウス」として活動拠点とし、高校生が放課後に気軽に立ち寄り、自習や交流ができる場所にしたいと検討を進めている。

この日は、旧前川邸を所有している、まちづくりグループ「福野家守舎」のメンバーらと共に今後の活用方法などについて意見交換した。

その中で、高校生からは「図書館や学校などはルールが多く、自由に勉強できないので、快適な自習スペースにしたい」ことや「装飾をして高校生が入りやすい空間にしたい」、「定期的にイベントを開催するなど、交流の場としても活用したい」といった意見がでたほか、「ボクなんハウス内に、気軽に軽食をとれる環境を作りたい」という意見も多くでた。

福野家守舎も「カフェや喫茶があれば環境的に良くなる」と、意見が合致したことから、今回、玄関口の土間や小上がりのスペースにテナントを募集することになり、高校生の自習スペースは今年度中のオープンを目指す。テナント募集は福野家守舎が進めていく。