小矢部市で、農業関係、市政功労者、自治功労者の表彰式が行われた。

農事功労者は、設置されて１０年を超える「農事組合法人 内御堂」「金屋本江ゴールドファーム」の２つの団体、長年、農業の発展に寄与した個人７人が受賞した。

表彰式では、受賞者を代表して大沼 進さんが「円安の影響で農業を取り巻く現状は厳しいが、表彰を励みに今後とも精進したい」と謝辞を述べた。

続いておこなわれた「農林業振興事業功労者表彰式」には、農林業の振興に貢献した１つの団体と個人５人が出席。団体受賞の「やまだカントリー・オヤベ」は、長年にわたり、離農農家に対する受け皿として地域農業の振興に寄与した。

市政功労者表彰は、市民の模範として献身的に活動してきた人に贈られるもので、今回は、地方自治・厚生・治安維持・水火災防護、スポーツの５つの分野から、１つの団体と個人９人が選ばれた。

式には、全日本中学生ホッケー選手権大会で平成８年以来、２６年ぶりに優勝した石動中学校女子ホッケー部も参加し、平成２０年以来、市の固定資産評価審査委員をつとめた坂田 行弘さんが「今後も市政の発展に役立ちたい」と謝辞を述べた。

自治功労者表彰を受賞したのは、市議会議員を９期３６年つとめた、砂田 喜昭さんほか、議員経験者３人と選挙管理委員会委員を長年つとめた２人で、表彰状と記念品が
贈られた。

表彰者５人を代表して沼田 信良さんが「今後も市政の進展ならびに住民福祉の向上につとめていきたい」と謝辞を述べた。