トップ > ニュース >まちのニュース >第21回なんと版画年賀状公募展 1月23日

まちのニュース

第21回なんと版画年賀状公募展 1月23日
 
2023年1月30日 南砺市 スポーツ・文化






福光ゆかりの版画家「棟方志功」にちなみ、「なんと版画年賀状公募展」が、福光美術館で開かれている。

「なんと版画年賀状公募展」は、多彩な技法を使い、素朴な線と構図で表現される版画の魅力に触れる機会になればと福光美術館が毎年行っているもので、今回で21回目を迎えた。

会場には、招待作家をはじめ、一般・中学生・小学生以下の部門ごとに、干支の卯などを題材に県内外から寄せられた味わい深い480点が展示されている。

一般の部の大賞に輝いた、岐阜県の宮島信義さんの作品。白木の木版画で2匹のウサギが描かれ、左の兎は「月神」で。右の兎は神の視線をあえて逸らしてある。見る人の心に問いかける年賀状となっている。

また、会場では棟方志功生誕120周年を記念して、棟方志功の年賀状21点も展示されている。
棟方が遠方から自分の子どもたちに宛てて書いた年賀状など、繊細で細やかな表現で描かれている。

このほかにも、未就学児から一般まで応募のあった作品が展示されていて訪れた人たちが熱心に見入っていた。

この第19回なんと版画年賀状公募展は、2月14日(日)まで、福光美術館で開かれている。
 
Copyright (c) Tonami Satellite Television Network All rights reserved.