南砺市の「こどもの権利条例」制定を記念して「なんとキッズライツＤＡＹ」が井波総合文化センターで開かれた。

南砺市では、「子どもも大人も幸せに暮らせるまち」を目指して「こどもの権利条例」づくりを進め、去年１２月市議会で議決され制定された。

「南砺市のこどもの権利条例」は、生きる権利や育つ権利、守られる権利、参加する権利といった「こどもの権利」をはじめ、「大人の役割」なども盛り込まれており、この日は、「南砺市こどもの権利条例」について広く知ってもらおうとはじめに、記念式典が開かれた。

式では、松本謙一教育長が「上手くいかないときにも、なぜできないのか？が一緒に考えられる、あたたかい子ども、あたたかい大人が育つことを願っています」と挨拶し、田中南砺市長が「子どもは地域の宝物です。子どもたちの目を見て、話しを聞き、みんなで南砺市の子どもたちを育てていきましょう」と式辞を述べた。

そして「こどもの権利条例づくり」のワーキンググループに参加していた市内の小中学生６人が、集まった人たちにメッセージを伝えた。

この日は、富山市の団体「ママスキー」が企画したリアルおままごと「こども商店街」が開催され、小学生がお店屋さんになったり、未就学児がおつかいを体験するなどして交流した。

南砺市では、今年度、「こどもの権利条例」に関するアクションプランを作成する。