福光郵便局周辺で火災訓練が行われ、消防団員や住民らが防火の意識を新たにした。

この訓練は、今から２３２年前の寛政３年に、町の中心部の８割を焼失した「福光大火」を教訓に毎年行われている。

訓練には、南砺市消防団福光方面団福光分団をはじめ、各地区の自主防災会、南砺消防署など８７人が参加した。

福光郵便局から出火したとの想定で行われ、はじめに福光郵便局の職員が１１９番通報し、住民たちが消火器を使って初期消火にあたった。

そして１１９番通報を受けた消防職員や消防団がポンプ車で駆け付け一斉に放水した。

周辺の住民たちは訓練の様子を真剣に見守り万が一に備えて気を引き締めていた。