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イノシシ被害防止研修会 2月28日
 
2023年3月20日 小矢部市 地域・社会






イノシシによる「農作物(のうさくぶつ)」などへの被害を防止する研修会が開かれた。

この研修会は、去年に続きおこなわれたもので、市内で農業に従事する人や猟友会の関係者らおよそ130人が参加した。

研修会では、滋賀県立大学客員研究員で、野生動物管理学を専門とする寺本 憲之さんと、福井県鯖江市でイノシシ対策に携わる石本 豊昭さんが講演し、実例をあげながら地域主体の鳥獣被害対策について話した。

講演の後、出席者は、鳥獣捕獲対策用の資材の展示会に参加し、県内外から集まった14社の新製品を見て回り、メーカーのスタッフから説明を受けていた。

展示会に並べられた資材は、電気柵などの侵入防止柵をはじめ、最近注目の撃退装置・オオカミロボットの「モンスターウルフ」などもあり、小矢部市の桜井市長も、動物を威嚇する音声の吹込みに参加し、効果について意見を交わしていた。

ところで、小矢部市内の去年の鳥獣被害面積は3・15ヘクタールで、被害総額はおよそ275万円。被害規模は前年度の2倍以上に広がっている。

参加者は情報交換しながら、今後の被害防止について対策を練っていた。
 
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