日本のトップキルターの作品を紹介する展示会が福光美術館で開かれている。
この展示は、日本のトップキルター黒羽 志寿子さんと岡野 栄子さんの2人の作品を紹介する展示会で、藍染めの「古布」を使った独自の世界観を築く黒羽さんと、色鮮やかな打ち掛けの形の、華やかさを表現する岡野さん、それぞれ9点、合わせて18点が展示されている。
黒羽さんの作品「星になった絣」は、2000ピースもの古府を使い、幾千の星を表現している。
岡野さんのシリーズ作「本日はお日柄もよく VOL.10」は、日の丸をモチーフに様々な白と赤を使い、繊細かつ大胆に仕上げている。
また、2人の制作工程を紹介した展示もあり、様々な角度からキルトを楽しめる。
このほか会場には「北陸のキルトリーダー」として富山と石川の21人の作家が1点ずつ、意欲作を出品している。
「アートキルト2023」は、7月31日まで福光美術館で開かれている。
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