城端蒔絵の十六代目小原治五右衛門さんと、若手有志が「小原治五右衛門城端藝術文化機構」と小原さんの後援会を設立した。
今回城端蒔絵十六代目小原治五右衛門さんらが設立したのは、一般社団法人「小原治五右衛門城端藝術文化機構」で、城端曳山祭の曳山や庵屋台などの保護と修復を通して、城端で培った技と心を国内外に広めていくことや、芸術文化の発展と地域活性化に貢献することを目的としている。
9月11日にじょうはな座で開かれた設立会見には、代表の小原さんと、「小原治五右衛門後援会」の大西正起会長、後援会のアンバサダーを務めるフリーアナウンサーの三都井美衣さんが出席し、「小原治五右衛門城端藝術文化機構」の概要と今後の活動について説明した。
小原さんは「何百年と積み重ねてきた地域の文化遺産を保護育成し、同世代が連携して文化振興につなげたい」と意欲を述べ、後援会会長の大西さんは、「2年後の城端蒔絵450周年に向けて盛り上げていきたい」と抱負を話した。
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