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城端スマートインターチェンジ開通式 12月16日
 
2023年12月25日 南砺市 地域・社会






南砺市と、中日本高速道路金沢支社が整備を進めてきた、東海北陸自動車道・城端スマートインターチェンジが開通した。

城端スマートインターチェンジは、福光インターから3.7q、五箇山インターから12.6qに位置し、城端サービスエリアに隣接する「サービスエリア・パーキングエリア接続型」で、総事業費はおよそ13億5千万円。

じょうはな座で開かれた開通式には、堂故茂国土交通副大臣をはじめ県選出の国会議員、富山県、岐阜県の沿線地区の首長など関係者およそ60人が出席した。

田中市長は、「旧城端町時代からの念願がようやく叶った。市内各所の文化遺産を結ぶ周遊ルートを形成し、地域経済を活性化させ、住民が幸せに暮らし続けられる街づくりに全力で取り組みたい」と式辞を述べた。

そして、現地からのライブ配信の映像をバックにテープカットが行われ、北陸と飛騨地方を結ぶ新たな観光ルートの拠点施設の完成を祝った。

引き続き行われた「東海北陸自動車道全線四車線化決起集会」では、岐阜県側およそ23qの早期事業化、「白川郷インターから南砺スマートインターチェンジ間」のさらなる事業推進を求める決議が採択された。

これを受け、堂故茂国土交通副大臣が「東海北陸道は、綿貫民輔元衆院議長が、国土庁長官時代に整備推進を掲げたもの。沿線の関係者が思いをつないだこの大切な道路。みなさんの要望に沿えるよう、全力で取り組む」と決意を述べた。

そして、南砺・砺波・小矢部、岐阜県高山市・白川村の首長から、堂故副大臣、小室俊二中日本高速道路社長に提言書が手渡された。

開通した城端スマートインターチェンジから、富山インターチェンジまでの料金は、普通車で1400円。金沢東インターチェンジまでは1190円で、ETCを搭載した全長12メートル以下、幅2.5m以下、高さ4.1m以下の車両が利用できる。
 
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