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冬道の体験型安全運転講習会 1月17日
 
2024年1月29日 砺波市 地域・社会






雪道を想定した運転講習会が砺波自動車学校で行われた。

これは砺波市内の企業などでつくる砺波安全運転管理者部会が、砺波市内の事業所の若手社員を対象に行っている安全運転講習会で、この日は7事業所から19人が参加した。

今回は雪道での運転をテーマに行われ、はじめに砺波安全運転管理者部会の飯田修平部会長が「雪道での急加速、急ブレーキ、急ハンドルはやってはいけません。講習会で一度体験してほしい」とあいさつ。

続いて、砺波警察署の高長大輔地域交通課長が、去年の富山県全体の事故件数は減っているが、砺波市の事故件数は増えていると話した上で「一件でも悲惨な事故を無くすために常に安全運転を心がけてほしい」と受講生たちに強く呼びかけた。

その後、受講生たちはタイヤチェーンの取り付けを体験し、表と裏を間違えないことやたわみのないようにチェーンフックをかけることなど、教官からアドバイスを受けながら取り付けの手順やコツを学んでいた。

また教習コースでは車に乗り込み、雪にタイヤを取られて身動きが取れなくなる「スタック」での脱出方法や雪道の坂道発進などの実技指導を受けた。

最後に行われた講義では、教官が雪道での追突事故について話し、しっかりと車間距離を取ることやタイヤの状態を常に把握すること。また、立ち往生することを想定して毛布や飲み物を備えておくことが説明された。
 
受講生は、雪に備え、安全運転への意識を高めていた。
 
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