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浅地神明社 文化財防火訓練 1月21日
 
2024年2月5日 小矢部市 地域・社会






1月26日の文化財防火デーに合わせて、小矢部市でも埴生護国八幡宮と浅地神明社で消防訓練が行われた。

文化財防火デーは、1949年の1月26日に奈良県の法隆寺の金堂が炎上し壁画が焼損したことに基づき定められたもので、この日に合わせ全国的に文化財防火運動が行われている。

小矢部市では、1月21日に埴生護国八幡宮と浅地神明社の2箇所で消防訓練が行われ、このうち、本殿が県指定文化財に指定されている浅地神明社では、はじめに地域住民が初期消火訓練に取り組んだ。

続いて神明社の敷地内から出火し、本殿にも延焼する恐れがあるという想定で消防訓練が行われた。

訓練には、小矢部消防署や津沢出張所、薮波、水島、東蟹谷の3つの分団、それと、四日町私設消防隊のおよそ60人が参加。

参加者は、到着後すぐに防火水槽から水を汲み上げ、ホースをつなぐと、素早い動きで消火にあたった。

訓練のあと、小矢部消防署津沢出張所の高橋幸一所長が「大切な文化財を火災や地震などの災害から守り、次の世代に伝えていくためには、文化財の所有者や地域住民などが一体となる環境づくりが必要です。今後とも防火防災に関する支援をお願いします。」と呼びかけた。

参加者らは、改めて文化財を後世に伝え残す大切さと防火ヘの意識を高めていた。
 
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