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南砺うまい米づくり推進大会 1月28日
 
2024年2月5日 南砺市 地域・社会






品質が良く、美味しい米を作った生産者を表彰する「南砺うまい米づくり推進大会」が開かれた。

この大会は、安心・安全で美味しい米作りの推進と、安定した米の販売促進を目的に「南砺うまい米総合運動推進協議会」が毎年開いている。

49回目を迎えた今回は、生産者や関係者などおよそ150人が出席し、はじめに、上田 憲仁会長が、「今後もより一層品質の良いうまい米づくりに取り組んでいく所存です」と挨拶した。

そのあとの「南砺うまい米づくり競技会・優良生産者表彰」では、コシヒカリや五百万石など4つの部門で高品質な米を作った「16団体」が表彰されそのうち、最優秀賞の「4団体」には特別賞が贈られた。

去年は夏の猛暑の影響で、富山県全体の「うるち玄米」の一等比率は59.4%と、過去2番目に低い数値でしたが、「JAなんと」管内は、96.4%、「JA福光」管内は、82.9%と県内でもトップクラスの高い品質を維持した。

式では、コシヒカリの部で最優秀賞を受賞した殿営農組合の中川幸一さんが受賞者を代表して謝辞を述べた。

表彰式のあとには、全国農業協同組合連合会 富山県本部の中野裕司さんが「米穀情勢について」、塩川亮太さんが「農家手取り向上に向けたスマート農業の取り組みについて」と題して講演した。

講演では「ドローンを使って生育のばらつきを把握し、改善させること」や「自動水門活用による水管理の省力化」などが紹介され、参加者が熱心に耳を傾けていた。
 
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