トップ > ニュース >まちのニュース >第73回全国高等学校スキー大会 2月7日

まちのニュース

第73回全国高等学校スキー大会 2月7日
 
2024年2月22日 南砺市 スポーツ・文化






全国高等学校スキー大会が17年ぶりに富山県で行われ、選手たちが熱戦を繰り広げた。

「雪上で燃ゆる 熱き魂 とやまの大地を駆け抜けろ」をスローガンに開催された高校総体 全国高等学校スキー大会は、2月7日から月11日の期間、南砺市と富山市のスキー場で行われた。

7日には城端伝統芸能会館じょうはな座で開会式が行われ、はじめにアトラクションとして南砺平高校郷土芸能部がこきりこや麦屋節を披露。

そのあと、田中南砺市長が「これまで培った技と力を存分に発揮し、若さ溢れる白熱した試合を繰り広げるとともに、交流の輪をより一層広げてください」と挨拶し、次に、富山県の高校生を代表して、南砺平高校の梅崎綺乃さんが「すべての選手の皆さんが感謝の気持ちを胸に力を出し切り、北陸に元気を届ける大会になることを願っています」と、選手らを激励した。

最後に、南砺平高校3年の大瀬千恵美さんが選手宣誓を行った。

アルペン競技は、8日から11日まで、たいらスキー場を舞台に男子、女子それぞれジャイアントスラロームとスラロームの計4種目が実施された。

アルペン競技には、富山県から男子7人、女子5人が出場。

9日には、青空が見える好天のなか、女子ジャイアントスラロームが行われ、全国から選ばれた170人が、2本の滑りの合計タイムで競った。

競技の結果、南砺市出身で富山第一高校の1年生、上野 香晴さんが4位、同じく南砺市出身で砺波工業高校の1年生、清利葵乃さんが7位に入賞した。

また、会場では、平地域づくり協議会や食生活改善推進員、赤十字の関係者らによる「五箇山鍋」がおよそ300食分ふるまわれた。

五箇山豆腐や白菜、ネギなど、五箇山の味覚たっぷりの鍋に、来場者は笑顔を浮かべながら味わっていた。

一方、クロスカントリー競技は、たいらクロスカントリー場で行われ、富山県から男子6人、女子5人が出場した。

8日に行われた女子5qフリーでは、南砺福野高校3年の山本茉由子さんが1位とわずか0.8秒差で2位に入賞した。

大会最終日の11日には、リレー種目が行われ、男女ともに南砺平高校が出場。

男子40qリレーには宮田敦生さん、中道陽人さん、三島大橙さん、河口禄耶さんが出場し、2時間10分14秒2で11位。

女子15qリレーでは、第1走者の大瀬千恵美さんが5位でつなぎ、第2走者の山ア彩羽さんが2人を追い抜き3位に浮上。最終走者の1年生、三宅優衣さんが粘り強い走りを見せ、50分15秒6で5位に入賞した。
 
Copyright (c) Tonami Satellite Television Network All rights reserved.