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縄文ご神火まつり 2月4日
 
2024年2月26日 小矢部市 地域・社会






能登半島地震からの復興を願うイベント「縄文ご神火占い」が開かれ、参加者が被災地の一日も早い復興を祈った。

これは、毎年桜町石斧の会が行っている「縄文火占いまつり」に代わって、震災復興を祈願するイベントとして企画された。

会場には、桜町遺跡で発見されている「どんぐり」をモチーフにした縄飾りと、青竹を組み合わせた、高さおよそ5メートルのご神火が設置され、来場者から寄せられた震災復興を願うメッセージがくべられた。

ご神火の周りには、同じく桜町遺跡で見つかった環状木柱列に見立てた8本の柱が並べられ、前進、協力、輝きといった占い札が貼られた。

イベントでは、竹を燃やし、ご神火が倒れた方向で今年の運勢を占い、石斧の会の山本護会長が「ふるさとに希望を!」「ふるさとに笑顔を!」と書かれた垂れ幕を披露した。

続いて、めるへん劇団の岡本茂男さんが酋長として登場し、来場者全員で能登半島地震の犠牲者に黙とうを捧げた。

そして、女神役の石動小学校5年、浅川絵美さんが種火を授かり、4人の子どもたちがご神火に火をつけた。

ご神火はみるみる燃え上がり、「絆」の方向に倒れた。

来場者は、被災地の1日も早い復興を願っていた。
 
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