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小矢部市男女共同参画市民のつどい 2月18日
 
2024年3月11日 小矢部市 地域・社会






男女がお互いを尊重し、対等に認め合い助け合う、男女共同参画社会の実現を目指す市民のつどいが開かれた。

このつどいは、小矢部市と小矢部市男女共同参画推進員連絡会が毎年開いている。

男女共同参画あったか川柳の表彰式では、3つの部門で最優秀賞と優秀賞に選ばれた18人に表彰状が贈られた。

あわせて592点の中から、小学生の部は、東部小学校の大谷龍翔さん、中学生の部は、大谷中学校の高野光莉さん、一般の部は、石動東部の福嶋彰利さんの作品が最優秀賞に選ばれた。

続いて、すべての男女が自分らしくいきいきと暮らせる職場を目指す、イクボス宣言の登録式と表彰式が行われた。

登録式では、去年2月から今年1月にかけて登録の申し込みがあった12の事業所に「おやべイクボス宣言事業所登録証」が渡された。

また表彰式では、特に優れた取り組みを行う3つの事業所が表彰され、市長賞には大和トランスポートが、奨励賞には、森田建設とランブールが選ばれ、表彰状が贈られた。

続いて、小矢部市男女共同参画推進員連絡会による寸劇「田中家とゆかいな仲間たち!」が上演された。

劇では、特殊詐欺の手口が多種多様になっていることや、被害に遭わないために、わからないことを一人で抱え込まず、家族に聞いて解決することなどをわかりやすく解説した。

また家庭や職場で、男の仕事、女の仕事と決めつけずに、一人ひとりが自分にできることを行い、みんなで協力することが大切だと訴えた。

最後に、富山県の横田美香副知事が「地域の発展と女性活躍を考える〜無意識のバイアスを乗り越える試み〜」と題して講演した。

横田副知事は、女性活躍を推進するために県が行っている活動を紹介したほか、女性が活躍している事業所は、社員が男女ともにやりがいをもって仕事をしているので、全体的に良い効果が出ているとし、男女共同参画社会の魅力を語った。

参加者は劇や講演を通して、男女が助け合い、幸せに暮らしていける社会づくりについて理解を深めていた。
 
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