南砺市のいのくち椿館で開催される「南砺いのくち椿まつり」を前に、お茶を楽しんでもらう催しが行われた。

「大炉の茶会」と題した催しは、椿まつりが開かれる、いのくち椿館に親しんでもらおうと、カメリア友の会が開いたもので、５年ぶりの開催となった。

椿館の和室では、藤井加代子さんが主宰する、地元の裏千家茶道教室によるお点前が披露された。

大炉は、一年で最も寒い時期にお茶を楽しむ裏千家独自の作法で、訪れた人は茶器をめでながら、香り豊かな抹茶を味わっていた。

また会場では、ストリートピアノが設置され、訪れた人がピアノの音色に耳を傾けながら、コーヒーなどを楽しんだ。

南砺いのくち椿まつりは、南砺市のいのくち椿館で、３月１６日と１７日の２日間開催される。