子育てをテーマにした「きときと健康教室」の講演会が、南砺市地域包括ケアセンターで開かれた。

きときと健康教室は、南砺市家庭・地域医療センターが行っている市民の健康づくりを目的とした教室。

今回は、講師に南砺市こどものえがおクリニックの臨床心理士 嶋野 珠生さんを迎え「親子が えがお になれる前向き子育てのエッセンス」と題した講演が行われた。

嶋野さんは「子育ての大前提として親子の良い関係を築くことが重要」と話し、子どもとの会話は、スマホを触らず手を止めて目を見て話すなど前向きな接し方をすれば子どもの問題行動の予防になると呼びかけた。

またパネルディスカッションでは、コーディネーターを一般社団法人 ココロの駅代表理事の高橋 佳寿江さんがつとめ、パネリストの南砺市こどものえがおクリニック医師・��木英昌さんや、臨床心理士 嶋野珠生さん、山下 委希子さん、だれでもハウス“めぐみ”の保育士 木下 三喜子さんが子育ての悩みについて参加者にアドバイスしていた。

参加者は熱心にメモを取るなどして、子どもへの接し方や子育ての環境づくりについて学んでいた。