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農畜産物生産体験事業 3月3日
 
2024年3月18日 小矢部市 地域・社会






小矢部市内の親子を対象に、「農産物生産体験事業」が行われた。

この事業は地産地消や食育への理解を深めるためにコロナ禍以降、市内の小学校区ごとに開催されている。おととしは大谷校区でフルーツトマトを収穫、去年は津沢校区でネギの収穫を体験した。

今年は東部小学校の5年生とその保護者5組13人が参加して、稲葉山牧野を見学した。

牛舎では、スタッフが、牛にミルクを飲ませる様子を見せたり、エサの種類や食べる量を説明したりした。

また牛舎では、「乳牛用」「肉牛用」「繁殖用」の牛を飼育していることも紹介した。

続いて行われたエサやり体験では、子どもたちが牛の大きな体や鼻息に圧倒されながらも、差し出したワラを牛が勢いよく食べる様子に歓声をあげていた。

そして、調理実習では、JAいなば女性部のスタッフの指導のもと、稲葉山牧場で育てられた稲葉メルヘン牛を使って焼肉バーガーを作った。

焼肉バーガーには、小矢部市産の野菜や小矢部特産の「はとむぎ」も使われ、地元で育てられている農作物についての知識も深めた。

子どもたちは体験を通して、命の大切さと「食べる」ことの奥深さを実感していた。
 
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