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営農型太陽光発電に関する連携協定及び公共施設への電力供給に関する協定式 3月4日
 
2024年3月25日 南砺市 地域・社会






南砺市桜ヶ池周辺の農地で、富山県内で初めてとなる「営農型太陽光発電」ソーラーシェアリングが始まるのを前に、南砺市と発電事業者が連携協定を結んだ。

この営農型太陽光発電は、高岡市の農産物加工食品卸と貿易業の「山文」が、南砺市桜ヶ池クアガーデン近くの農地2520平方メートルを借り受け、太陽光パネルを設置し、発電した電力を地域新電力会社「なんとエナジー」を通じて、南砺市役所や南砺市内の中学校2校に提供する。

南砺市役所で行われた連携協定の締結式には、田中幹夫南砺市長、山文の松村光社長、なんとエナジー北川智之社長が出席し協定書を取り交わした。

会見では、山文の松村社長が「ソーラーシェアリングは太平洋側で実績があり、南砺でも拡大したい。」と話し、田中市長となんとエナジーの北川社長が「学校に供給することで環境教育にも役立てたい」「今後は自前の再生可能エネルギー発電事業も考えたい」とそれぞれ抱負を述べた。

発電所の名称は「山文城端第一発電所」で今年度中に稼働予定。また、ソーラーパネルの下の畑では高麗人参を有機農法で栽培する計画で、栽培には地元営農組合の協力を得るほか、金沢大学の学生と連携して農業法人を立ち上げることにしている。
 
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