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小矢部市女性団体連絡協議会設立30周年記念式典 3月23日
 
2024年4月8日 小矢部市 地域・社会






小矢部市内にある13の女性団体でつくる「小矢部市女性団体連絡協議会」が、設立30周年の記念式典をおこなった。

小矢部市女性団体連絡協議会は、2022年に設立30周年を迎えたが、コロナ禍の影響で、今年ようやく式典を開催することができた。

式には、関係者およそ330人が出席し、はじめに嶋田幸恵会長が「多様性が求められる社会の中で、一人ひとりが自分らしく輝ける小矢部となるように、頑張っていきましょう」とあいさつした。

続いて、高岡市の瑞龍寺の住職、四津谷道宏さんが「心のバリアフリー」と題して、基調講演を行った。

四津谷さんは、仏教の教えなどを紹介し、「他人を気にするのではなく、自分がどうであるかが大切。ほどよい努力をすることを目標にしましょう」と呼びかけた。

その後、富山サクソフォーン倶楽部が、記念演奏として4曲を披露した。

最後に、九谷焼の作家で人間国宝の三代目・徳田八十吉さんを父に持つ、四代徳田八十吉さんが「食道がんを乗り越えて〜一生勉強、一生青春〜」と題して、記念講演をおこなった。

徳田さんは師匠である父の死や、食道がんになった辛い経験が、人生観を変え作品にも影響を与えたことを紹介し、「人が喜ぶ姿を見ることが自分にとって一番の喜びであることに気づくことができた。これからもいろいろな人の話を聞いて勉強していきたい」と話した。

出席者は、講演を通して、今後の生き方や団体の活動に意欲を高めていた。
 
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