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複合施設「杜人舎」完成記念セレモニー 4月5日
 
2024年4月22日 南砺市 地域・社会






南砺市の城端別院善徳寺の研修道場を改修した、ホテルを中心とする複合施設が本格的にオープンし、記念のセレモニーが開かれた。

南砺市にある城端別院善徳寺。その研修道場を改修して先月オープンしたのは「善徳寺杜人舎」。

施設は県西部観光社「水と匠」が運営し、ホテルのほか、カフェの営業を行う。

善徳寺は民藝運動を唱えた柳宗悦が滞在した場所でもある。

「杜人舎」は、柳と親交があった富山の木工家安川慶一が設計した、研修道場を改修した。

足を踏み入れると、道場の面影を残しつつ民芸品が飾られ落ち着きを感じる。客室は3人部屋1つと2人部屋5つがあり、和とモダンが融合したデザインとなっている。

どの部屋にも洗面所とシャワールームを備え室内には美術品が飾られている。

5日には東本願寺や善徳寺の関係者、南砺市の田中南砺市長らがテープカットをして本格オープンを祝った。

宿泊料金は、1泊朝食付きで3人部屋が1人1万7千円から、2人部屋は1人1万4千円からとなっている。

カフェの営業は午前11時から午後5時までで、今月中旬以降はランチの提供も始める。
 
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