26日の富山県内は各地で最高気温が10度を上回り、秋ケ島(富山空港)で14・3度となるなど3月中旬〜4月上旬並みの暖かい1日となった。好天に恵まれた中、南砺市東中江(平)の東中江和紙加工生産組合(宮本友信代表)では、五箇山和紙の原料となるコウゾを漂白する「雪さらし」の作業が進み、日ごとに白さを増す樹皮が雪面に並んだ。
雪さらしは五箇山地方に伝わる昔ながらの手法。自家栽培したコウゾの樹皮を束にして、7〜10日間雪上で日光にさらして色素を抜く。宮本さんは「大雪の後、いい天気が続いたおかげで助かっている」と話し、束を裏返していた。作業は3月上旬まで続く。
26日の富山県内は各地で最高気温が10度を上回り、秋ケ島(富山空港)で14・3度となるなど3月中旬〜4月上旬並みの暖かい1日となった。好天に恵まれた中、南砺市東中江(平)の東中江和紙加工生産組合(宮本友信代表)では、五箇山和紙の原料となるコウゾを漂白する「雪さらし」の作業が進み、日ごとに白さを増す樹皮が雪面に並んだ。
雪さらしは五箇山地方に伝わる昔ながらの手法。自家栽培したコウゾの樹皮を束にして、7〜10日間雪上で日光にさらして色素を抜く。宮本さんは「大雪の後、いい天気が続いたおかげで助かっている」と話し、束を裏返していた。作業は3月上旬まで続く。