南砺市は、有機農業を志す就農希望者を五箇山地域に積極的に誘致する。若者を中心に有機農業への関心が高く、農閑期でも働ける体制を整える。14日の市議会6月会議で山田清志氏の一般質問に田中幹夫市長が答えた。
市は国の「みどりの食料システム戦略 有機農業産地づくり推進事業」の採択を受けた。現在、五箇山地域に有機農業を普及させようと、有機米栽培の実証試験を同市皆葎(かいむくら)(上平)で行っている。実証試験は五箇山農業公社が中心となって実施。市は今後、取り組み面積が拡大すれば、公社と新規担い手との二本柱で持続可能な営農体制を構築したい考えだ。
市は担い手確保のため、年度内設立を目指す人材派遣の協同組合を活用。就農希望者に、この組合を通じて観光業など季節に応じた仕事に就いてもらい、安定した雇用と収入につなげる。田中市長は「しっかりした生活基盤ができるので、就農や移住を考える方を積極的に受け入れていきたい」と述べた。
このほか竹田秀人、古軸裕一の2氏が一般質問した。
南砺市は、有機農業を志す就農希望者を五箇山地域に積極的に誘致する。若者を中心に有機農業への関心が高く、農閑期でも働ける体制を整える。14日の市議会6月会議で山田清志氏の一般質問に田中幹夫市長が答えた。
市は国の「みどりの食料システム戦略 有機農業産地づくり推進事業」の採択を受けた。現在、五箇山地域に有機農業を普及させようと、有機米栽培の実証試験を同市皆葎(かいむくら)(上平)で行っている。実証試験は五箇山農業公社が中心となって実施。市は今後、取り組み面積が拡大すれば、公社と新規担い手との二本柱で持続可能な営農体制を構築したい考えだ。
市は担い手確保のため、年度内設立を目指す人材派遣の協同組合を活用。就農希望者に、この組合を通じて観光業など季節に応じた仕事に就いてもらい、安定した雇用と収入につなげる。田中市長は「しっかりした生活基盤ができるので、就農や移住を考える方を積極的に受け入れていきたい」と述べた。
このほか竹田秀人、古軸裕一の2氏が一般質問した。