砺波市は、砺波チューリップ公園の通年利用拡大を目指し、１０月からチューリップステージの一般向けの利用料金を定める。５日の市議会本会議で、夏野修市長が山本善郎氏の代表質問に「音楽や地域活動など幅広く活用いただきたい」と答えた。

　チューリップステージは今春の第７１回フェアで、広場とともに披露された。ステージや広場の利用に関する規定はなく、市は、都市公園条例の一部改正案を定例会に提出している。

　条例改正案では、ステージの利用時間は午前９時〜午後５時。料金はチューリップ広場も使う場合は１日１万円、使わない場合は７２００円で、入場料や物品販売を伴うケースはそれぞれ３倍に設定している。

　夜間利用について、市長は「近郊での騒音が懸念され、当面は午後５時までの運用としたい」と語った。

　山本氏は冒頭、８月に市議７人が新型コロナに感染したことに触れ「今後このようなことがないよう努めたい」と陳謝した。

　このほか、境佐余子、小西十四一、神島利明、林教子の４氏が一般質問した。