小矢部市民図書館で活動する「おはなしボランティア」の研修会が開かれ、読み聞かせのコツや極意を学んだ。

この研修会は、市民図書館でおはなし会を開いている読み聞かせボランティアの育成と技術向上を図ろうと開かれている。

今回講師を務めたのは、石川県かほく市の自宅でおよそ４０年間、本の貸し出しやおはなし会を開いている細川 律子さん。

細川さんは、絵本を読み始める前にわらべ歌や手遊び歌を使うと子どもたちが絵本に集中しやすくなると話し、実際にねこじゃらしや歌を披露した。

また、おはなし会で読む絵本を選ぶときには、子どもたちと一緒に自分も楽しめるかどうかを大切にしていると話し、言葉遊びができる絵本や科学にまつわる絵本などの読み聞かせを実演した。

最後に、細川さんは、絵本を読むときには、自分の読みやすい読み方で読むと聞いている方も安心して絵本の世界に入り込めると話し、会を締めくくった。