南砺市の企業見学バスツアーが行われ、南砺福野高校の生徒が南砺市内の企業を巡った。

「南砺市企業見学バスツアー」は、若い世代に仕事場の見学や経営者や社員との交流を通じて地元企業への関心を高めてもらおうと南砺市が企画した。

ツアーには南砺福野高校の１年生１８６人が参加。１５の班に分かれて南砺市の３４の企業をバスで巡った。

ますの寿司の製造や販売を行っている平ら寿し本舗では、生徒１８人が見学。はじめに平ら寿し本舗 取締役営業部長の��桑 崇さんが、工場を見学しながらますの寿司を作る工程を説明した。

��桑さんはますの寿司の作り方は表置きと裏置き２種類あることや北海道の利尻昆布の一番だしを使って旨味を出していることなどを話した。

そのあと生徒たちは実際にますの寿司作りを体験し、笹を容器に並べてマスやご飯を丁寧に敷き詰めていき、オリジナルのますの寿司を完成させた。

またこの日は、となみ衛星通信テレビにも生徒たちが訪れ制作現場を体験した。生徒たちは見学や体験を通して地元企業への理解を深めていた。